アルゼンチンのメタル・ゴッドV8の後期メンバーであり、 V8解散後はLOGOSで活躍していたギター・リストMiguel Roldanが LOGOSの活動休止後の1999年に結成したバンドがコレです。

ヘヴィでモダンな音が飛び交う、彼のスタイルそのものな作品になっています。 そして、初期のLOGOSよりはメロディがある曲が多いです。 しかし、うねりまくるモダンなギターに拒否反応を起こしそうになりますが、 重々しくモダンでありながらも、突如風向きが変わっていくかのようにメロディが吹き、 聴き手を落とすような彼の手法が癖になる作品です。 Miguel Roldan(G)のギターが好きですし、 気が付くと、何度も何度もリピートしている自分がいます。 LOGOSが好きな人は、絶対気に入るはずだし、 もう自分は大好きな作品となってしまいました。

ヴォーカルも上手いですが、癖のある声ですので合わない人もいると思います。 最初は自分も気になりましたが、今はOKです。 特に、ギターが耳に付く3曲目　"Antes que matarnos"、 ドライヴ感ある5曲目 "Razon de ser" は好きです。 モダンでちょっと垢抜けた感じの作品ですが、彼のギターの魅力が詰まった作品となっています。 興味がある方には聴いてもらいたいです。

ちなみに、2004年に再びLOGOSが動き出し、 Miguel Roldan(G)と共にWalter Scasso(B)も LOGOSのメンバーとして活躍しています。